『大恋愛〜僕を忘れる君と』最終話ネタバレ感想と総評 最後の奇跡に大号泣 

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ナオが姿を消して、見つかって、真司のことを忘れて。怒涛の展開が描かれた最終話は、途中から涙なしでは見られませんでした。ネット上でも「こんなに泣いたドラマは初めて」「泣きすぎて干からびた」と、大号泣が巻き起こっていたようです。そんな『大恋愛〜僕を忘れる君と』最終話の感想です。

大恋愛~僕を忘れる君と(出典:Amazon)

『大恋愛〜僕を忘れる君と』

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『大恋愛〜僕を忘れる君と』最終話の感想

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ついに来てしまいました……『大恋愛〜僕を忘れる君と』の最終回。

途中から涙が大洪水で、風邪でもないのに鼻がつまってしまいました。それほど泣きました。

すごくすごく切ないけれど、切なさの中に温かさを感じさせてくれる、そんな素敵なドラマでした。

ナオが亡くなってしまったこの最終回を、考察するのはなんだか野暮な気がするので、感想を全力で書いていきます!

半年の間、行方知れずになるナオ

「ナオが姿を消して半年」という真司のナレーションで始まった最終話。

アルツハイマーを患っている人間が、半年間誰にも見つからずに過ごせるものかしら?と最初は疑問に感じたのですが……最終回だしそこは突っ込むところじゃないか、と思い直しました(笑)

ナオの母・薫が“行方不明者を探す”テレビ番組に出演すると、「ナオが見つかった」という連絡がありました。

ナオが身を寄せていたのはとある診療所。優しい人たちで良かったですね。

診療所の院長の話によると、ナオに通帳を渡され「このお金と引き換えに死ぬまでここに置いてもらえませんか」と言われ、了承したそうです。

院長が詳しく話を聞くと、ナオは自分の病気のことや「家族に老いていく自分を見せたくなくて家を出た」と話したと。

“病気に侵されていく姿を見せたくない”というナオの気持ちはすごく分かるのですが、それならどうして子供を産んだんだろう、結婚したんだろう、と少しだけ冷静な考えが頭をよぎりました。

まぁでも、真司がいいならいいんですよね!

真司は、ナオちゃんじゃなきゃナオちゃんじゃなきナオちゃんじゃなきゃ、ぜーーーったいに嫌なんだから!

真司のことを忘れてしまったナオ

ナオが診療所にいると聞いて、駆けつけた真司。

やっと再会できた!と思ったら……ナオは真司のことを忘れていました。

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

この瞬間、本当に心の中で叫びましたよ「いやー!」って。それぐらい悲しくて衝撃的でした。

真司はそのあと、院長の話やナオが残したビデオメッセージを見ながら「無理やり連れ戻さないほうがいいのかもしれない」と思い始めます。

つまり、(記憶はないけど)ナオの気持ちを何よりも尊重しようとしたわけですよね。

私が真司の立場だったら、同じ決断ができるか分かりません……。

そして、一瞬の奇跡

院長に「ナオさんこの時間はいつも浜辺にいるよ」と聞いた真司は、浜辺に向かいました。

真司はナオにそっと近づき、声をかけます。

「はじめまして」

そのひとことは、悲しみと愛おしさがこもった、とても優しい声でした。

「はじめまして」「さむくないですか」「アップルパイ持ってきたんですけど、たべませんか?」とゆっくりゆっくり話しかける真司。

ここでアップルパイずるいよ~ふたりの愛の象徴とも言えるアップルパイをここで出してくるなんて、もう涙止まりませんよ視聴者は(泣)

銀紙ごと食べようとするナオに「あ。これは取りましょうね」と言って、銀紙を取ってあげる真司。

この空間が、この空気が、優しさに満ちていて、悲しい状況なはずなのに泣きながら癒されるような気持ちになりました。

アップルパイを食べたあと、真司は「ぼく、小説家なんです」と言って、かばんから小説を取り出します。

「わたし、本よめない」というナオ。

あんなに、暗唱するほど真司の小説が大好きだったのに、もう読むこともできないんだと思ったらまた涙腺崩壊してしまいました。

真司は微笑みながら「ぼくが、読んであげましょうか」と、小説を読み聞かせしてあげます。

聞いている時のナオはとても心地よさそうで……。全てを忘れてしまっていても、真司に対する安心感や心地よさは、ナオの心の深い部分に刻まれているんだろうなと思いました。

そして…

読み聞かせ中

真司「すると、妻が、彼らの口に合わせて語り始めた。

“ごめんね、面倒な病気になっちゃって”。

僕は驚いて妻を見た。妻は構わず続けて語った。

“迷惑かけると思うけどーーー”」

ナオ「一生懸命生きるから、よろしくお願いします」

ナオが思い出したーーー! 一瞬だけ、ナオが思い出しました。

しかも思い出したのがプロボーズのシーンというのがまた泣けます…。

もうこのシーンは視聴者全員、滝のような涙を流したんじゃないでしょうか!!

ナオが思い出したのはほんの一瞬だけでしたが、その一瞬に“ナオと真司の軌跡”が全てつまっているかのようでした。

軌跡であり奇跡。

このシーンの真司の涙は忘れられないですし、ナオの美しい表情も忘れられません。

そしてドラマを見終わって、思いました。人間、本気で泣いた時は、語彙力がなくなるんだなって。

最終回に関しては「泣けた」ということしか言えないですよ……。

ネット上でも「泣いた」という声しかないですし、感じたことはみんな同じだったということでしょう!

大恋愛、泣けた。戸田恵梨香、ムロツヨシ、ありがとう!!

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『大恋愛〜僕を忘れる君と』最終話のみんなの感想

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『大恋愛〜僕を忘れる君と』の総評

良かった点

戸田恵梨香の演技が素晴らしかった

『大恋愛〜僕を忘れる君と』がここまで胸に染み入るドラマに仕上がったのは、何といっても戸田恵梨香の演技があってこそだと思います。

ドラマ前半は“ポディシブで能動的”な女性を、中盤以降は“病気と苦しみに侵されていく”女性を、どちらも見事に演じていました。

そして、最終話で一瞬だけ記憶を取り戻したシーンの表情は、脳裏に焼きつくほど儚くて美しかったです。

前半の温かい雰囲気

放送前は、“ヒロインがアルツハイマーを患ってしまうドラマ”ということで、悲しみに満ち溢れたドラマなのかなと思っていましたが、実際に放送されてみると、温かい笑いが随所に織り込まれていて心がほっこりしました。

ドラマの温かい雰囲気に一役かったのは、間違いなくムロツヨシ(真司役)の存在でしょうね。

今でも忘れられない真司の台詞は、第2話でナオが病気と知った時のこの台詞。

「ガンでも心臓病でもアルツハイマーでも、水虫でも歯周病でも、俺はナオと一緒にいたい」

あえて『水虫』とか『歯周病』を入れてくるところが温かくて本当に好き。

全話を通して真司の言葉は“切ないけど温かい”ものばかりで、何度も泣き笑いしてしまいました。

残念だった点

急ぎ足だったところ

テンポの良さは良い点でもありますが、残念だなと感じるポイントでもありました。

特に第1話。

ナオが真司に惹かれるくだりはもっと丁寧にじっくり描いても良かったんじゃないかな?と個人的に思いました。

第2章で登場した悪役”公平”の存在

第1章は”切なくも温かい”というテイストで物語が描かれていたのに、第2章で公平が登場してからは、そのテイストが一気に崩れてしまったんですよね。

ネット上でも、急なテイストの変化に戸惑う声が多かったです。

改めて、公平という人物が『大恋愛〜僕を忘れる君と』に本当に必要だったのか?と考えてみても、どうしてもNOという答えに行き着いてしまうんですよね。

公平の存在がナオと真司の恋の障害になったわけでもなく、公平の存在のおかげでナオと真司の絆が強まったわけでもなく…。視聴者にただ怖さを植えつけるだけの存在で終わってしまったことが残念です。

強いていうなら”アルツハイマーを患っている人間の苦しみ”が伝わってきたなとは思いますが、伝えるだけならもっと違うやり方があったのでは?と思いました。

とは言え、公平を演じた小池徹平の演技そのものは素晴らしかったので、演技の見ごたえはありましたけどね。

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まとめ

最後に奇跡が起きたことで、真司も視聴者も救われる、見事な幕の閉じ方だったと思います。

そして、ナオが亡くなったことは、一概に「悲劇」とは言えない気がしています。

なぜなら、「病気に侵されていく姿を家族に見せたくない」というナオの願いが、叶えられた結末だったのだから。

大恋愛~僕を忘れる君とDVDBOX(出典:Amazon)

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