ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』8話解説と視聴率 ヒール役の小池徹平が退場

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物語の冒頭から、真司とナオのラブラブな日常を見せ付けられ視聴者は大盛り上がり。そんなふたりの幸せな日常に癒されたのもつかの間で、公平がナオの尾行を始め、一気に緊迫ムードが漂います。一時も目が離せない『大恋愛~僕を忘れる君と』第8話の感想です。

『大恋愛~僕を忘れる君と』

『大恋愛~僕を忘れる君と』第8話のあらすじ

『大恋愛~僕を忘れる君と』全話の感想 戸田恵梨香がアルツハイマーの女医役に!ムロツヨシの演技にも注目!
アルツハイマーに冒された女医と、彼女を支える元小説家の男性との純愛を描いた、大石静による完全オリジナルラブストーリー。充...

小説家として順調な日々を送る真司。

真司はある時、次の小説のタイトルをナオに相談しました。(ナオは忘れてしまいます)

そして後日、ナオは、真司と担当編集者が小説のタイトルについて話しているのを聞き、大きなショックを受けてしまいます。

なぜなら“小説のタイトルはナオに一番に教える”と約束していたのに、他の人に先にタイトルを教えたからです。

真司は数日前にナオにタイトルを教えていましたが、ナオはそのことを忘れてしまっていたのでした。

タイトルの件で言い争いになり、家を飛び出したナオ。

するとそこには、一日中ナオを尾行していた公平の姿があり……。

『大恋愛~僕を忘れる君と』第8話のネタバレ解説・感想

子供をつくると決意したナオ

それにしても、ナオはよく決心しましたね。子供のこと。

子供がいれば生きがいになるだろうし生きる力も湧くとは思いますが、病気のことを考えると、私にはできない決断だなぁと思いました。

ナオが決断できたのはきっと、真司のことを心から信頼しているからでしょうね。

ますます夫婦の仲が深まってきたふたり。

食事の時、食べる順番や動作がふたりとも同じで“夫婦あるある”だと共感しながら見ていました(笑)

あと、病院でのこのシーン。戸田恵梨香の笑いが完全に素ですよね(笑)

対等に接してほしいナオ

前半とてもアツアツだったナオと真司ですが、後半ではケンカをしてしまいました。

真司がスマホを家に忘れてしまった時、担当編集者の水野が自宅まで取りに行ったんですよ。

その時、ナオとばったり会ってしまったのですが、ナオからすると“私に電話してくれたら届けるのに、どうして水野さんに?”という気持ちですよね。

このことで、“真司は私のことを何もできないと思っているのかな”と感じてしまったナオ。

「私とは対等じゃないんだもん」とナオが気持ちをぶつけたシーンは胸が痛みました。

病気の有無にかかわらず、付き合っている人と対等でいたいと思うのは自然な感情です。

病気のせいで負担をかけたくないと常に思っているナオはなおさら、対等でいたいという感情が大きいのかもしれませんね。

POINT

ムロツヨシのインタビュー記事によると、戸田恵梨香とは普段すごく仲がいいので、ギクシャクするシーンの方が苦労するらしいです。

それから、同じ場所のシーンは続けて撮影するため、第8話のケンカのシーンとベットのラブラブシーンは同じ日に撮ったのだとか。

役者さんの切り換えがすごすぎるー!

一日中ナオを尾行する公平

今回の第8話でも狂気全開だった公平(小池徹平)。

彼がアップで映るシーンでは怪しげな効果音が流れたりして、不穏な雰囲気がより一層漂っていました(笑)

ナオへの執着がすごくて、ついに尾行まで始めちゃう公平。

一日中ナオに張り付き、最終的には薬入りのコーヒーを飲ませようとするものだから、つい「こら!」って声が出そうになりました。

さすがにやりすぎですよね~薬入りの飲み物は。

公平のしたことは許せることではないけれど、最後まで悲しくて寂しい人だと思いました。

悲しげな公平の表情に、つい同情してしまった視聴者が続出!(分かります…)

闇に飲み込まれた公平の行く末

そして! 真司と公平が対峙するシーンは今回も見ごたえがありました。

公平「言ったでしょ。同じ病気の者同士しか愛し合えないって。

あんた(真司)にとってナオさんは小説の道具だろ、自己実現のための。

今度は僕とナオさんの純愛を書けよ。書けよ、書けよ!」

狂気全開の演技ももちろん素晴らしかったですが、少しだけ正気に戻った時の表情も絶妙に巧くて、ずっと公平から目が離せませんでした。

公平という人物はヒール役ではありましたが、同時にアルツハイマーの苦しみや不安を視聴者に伝える役割もあったのかな?と感じます。

公平はきっとこれからも闇に飲み込まれながら生きていくのだろうけど、最後に少しだけ正気に戻れたみたいで、それだけは良かったです。

「私たちは全てを忘れてしまうけどそれが救いでもある」というナオの言葉に少しは救われたのかな? そうであって欲しい…。

同じ病気でも、本人の性格や環境によってこんなに生き様が違うんだ、とナオと公平を見て思いました。

侑市と薫の恋の行く末

侑市は、薫(ナオの母)が勤めるクリニックを訪れました。

キャー!会いたくて職場まで来た感じ?と顔がニヤつきそうになりましたが、侑市がクリニックを訪れたのは用件があってのことでした。

ナオが倒れた原因を作ったのは公平であること、今まで以上にナオを注意深く見守ったほうが良いことを伝えにきたのですね。

後日、侑市と薫はふたりで食事をするのですが、今回誘ったのは薫からのようで。

ドキマギする侑市の姿が可愛かったです。

侑市でもドキマギすることあるんですね、いつもはあんなに冷静で大人なのに!

そして興味深いのは、侑市が弱音というか本音をに漏らしたしたことです。

「学生時代、“医者は人から感謝される素晴らしい仕事だ”と教わりましたが、今の自分が本当にそうなれているのか自信がない」と。

ナオと交際していた時にはそんな本音は話さなかったのに、薫の前では話したんですよね。

やはり薫に対して、年上の包容力を感じているのでしょうか。

ナオがふたりの関係を知ったらとても驚きそうですね。反応が楽しみです(笑)

ムロツヨシの出演が決まり、脚本を大幅に書き直した大石静

脚本を担当している大石静氏のインタビューによると、脚本を大幅に書き直したそうです。

と言うのも、最初は真司の役は”二枚目俳優”を想像して書いていたから。

しかし、真司役がムロツヨシに決まったと聞いて、コメディ色が出るような脚本に直したということでした。

ホクロを押したら変顔するシーンや、アフレコするシーンは、まさにムロツヨシの面白さを生かしたシーンでしたね。

もしも『大恋愛~僕を忘れる君と』が、イケメンとの切ない恋物語だったとしたら、私はこれほどハマっていなかった気がします。

一見、ただの普通の男に見えるムロツヨシだからこそ、リアリティがあって感情移入もできるのです。

苦しみ一辺倒ではなく、温かさや笑いがほどよく混ざっているところが『大恋愛~僕を忘れる君と』の魅力ではないでしょうか。

『大恋愛~僕を忘れる君と』第8話の視聴率

『大恋愛~僕を忘れる君と』第8話の視聴率は8.5%でした。

第2章に突入した6話以降、視聴率が下がっていますね……(涙)

その原因は、第2章から新しく登場した“公平”のキャラ設定にあると推測します。

ナオの幸せを破壊しようとする公平は闇が深すぎてネットでも『公平怖すぎ』という声が非常に多かったんですよね。

公平が現れたことで、第1章までのドラマの雰囲気がガラッと変わり、多くの視聴者が戸惑ってしまった。

それが視聴率に反映されているのではないでしょうか。

第1話 10.4%
第2話 10.6%
第3話 10.9%
第4話 9.6%
第5話 10.4%
第6話 7.6%
第7話 9.0%
第8話 8.5%
第9話 12/7に放送

次週の第9話は!?

真司とナオの子供、かわいいです!

次回はどうやら、侑市の母親が、侑市と薫の関係を知ってしまうようです。

自分の息子が、ひと回り年上の女性と交際してるなんて知ったら寝込みたくなるかも(笑)

おそらく公平はもう現れないでしょうからその点は安心ですが、また別の問題が起こる気がします。

最終回まであと2話。話をどう終着させるのか非常に興味深いです。

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