Marvel『デアデビル』シーズン3第2話 ヒーロー不在にフィスクが出所!? 彼が企む計画とは?

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Marvelコミックヒーロー『デアデビル』シーズン3では、これまでと違った暗闇のヒーローの姿が描かれています。第2話では愛する女性にまで及ぶ脅威にキレたフィスクが反撃に出る!彼は一体何をしようとしているのか。そしてデアデビルは闇の淵から這い上がることが出来るのか……。

『デアデビル』シーズン3

第2話「祈りの声」

刑務所

Marvel『デアデビル』シーズン3 第1話”悪魔”がスーツを脱ぐ!聖人に起こったある変化とは!?
マーベルコミックに登場するヒーローのひとりデアデビル。昼は弁護士、夜は盲目のヒーローとしてヘルズ・キッチンを脅かす悪と孤...

デアデビルは、誰も見たことのない正体が一切分からない”ブラックス・スミス”という人物を追っている途中、死の一歩手前までになる大怪我を負ってしまいます。

一緒にいた女性エレクトラも死亡し、絶望の淵にたたされていたのです。

FBIは、フィスクからの情報提供により、これまで何年も追い続けていたアルバニア人の大物、側近2人、さらには関わりのあった判事、警部、副市長を逮捕。

この一件で、フィスクと取引したナディーム捜査官は一躍時の人となります。

押収したパソコンを調べればもっと大物が釣れるかもと、ナディーム捜査官は昇進に向けての点稼ぎをしようとしていました。

その頃、フィスクは刑務所内にあるトレーニングジムでバーベルで体を鍛えていましたが、突然男が襲い掛かってきます。

フィスクは右わき腹を刺され、すぐに医療室に運ばれたのです。

問いかけ

マットは傷だらけで、ボロボロになって児童施設の地下に倒れこんでいました。

心配したシスター・マギーが「何をしたの?」と尋ねますが、マットは「構うな」と一言。

しかしシスターは、ここまで世話してやめられないと、マットを立ち上がらせて薬を与えました。

会話の中でシスターは、マットに死への願望があることに気づきます。

マットはシスターに尋ねます。

「修道女になることが天命だと?」

「そう強く感じた」

「道が途絶えたり奪われたらどうする?」

「どんなことがあっても信仰は失わない。別の道を見つける」

マットは、別の道を見つけるなら天命じゃなかったとシスターの答えを否定したのです。

この言葉から、マットはヘルズキッチンの人々を助けることは自分の天命だと思っていたことが分かります。

天命こそ全てで、それがあったからこそ彼は戦い続けていたのでしょう。

しかし、それが奪われてしまった今。

彼は自分がどこに向かえばいいのか、何をすればいいのかが分からなくなっていたのです。

昇進への執着心

ナディーム捜査官は、アルバニア人逮捕をきっかけに一気に上り詰めようと必死でした。

フィスクから情報収集する役割を、専任担当にするという意見があると聞き、すぐに上司の元へ抗議に向かいます。

「彼は僕の獲物です。顧客リストは今日の分。ヤツを上手く使えば東海岸の犯罪組織をすべて潰せるかもしれない」

自分が始めてフィスクから情報を聞き出せたのだと、すべて自分の手柄にしたいという欲で溢れていました。

ナディーム捜査官の上司は、彼が担当になれば経済状況もすべて調べられてしまうと心配し、担当から外そうとしていましたが、ナディーム捜査官は譲ろうとはしません。

ナディームは兄弟の妻の病気治療のため、多大な借金を負っていたのです。

それでもいいと押し切ると、上司は仕方なくナディーム捜査官を専任にすると約束しました。

それと同時に、フィスクが襲われたと連絡を受け、ナディーム捜査官は刑務所に向かいます。

刑務所では処置を終えたフィスクがベッドに横たわっていましたが、傷は浅く命には別条ありません。

しかし、フィスクは「ここでは敵が多すぎる。私が君に情報を流しているという噂が広がりみんなの耳に入った。ヴァネッサを守るためには協力したいが、私が死ねば不可能になる」といいます。

昇進に執着しているナディーム捜査官は、すべての情報を聞き出そうと躍起になっているので、この時点ではフィスクが自分を利用していることに気づかず、自分の立場が優勢だと思いこんでいたのです。

神の声とマットの声

マットは、神父に誘われていたミサに顔を出し、自分の幼少時代のことを思い出します。

あの頃はよく、教会の椅子に座り祈りに来る人々のを聞いていました。

「皆が神に望むのは助けや正義、そして時には復讐。いつも”神様、お願い”と言う」……と。

マットは、神が自分に人々の声を聞かせるのは、彼らに応えるためかと、みんなを助けるために頑張ってきたのです。

苦しむ人々の声は神の声だと神じ続けていたマット。

しかし、それは神の声ではなく、人々の苦しむ声だったと気づいたマットは、道を失ってしまったのです。

フィスクの出所を巡る論争

フィスクが刑務所で囚人に襲われた件に関して、ナディーム捜査官の提案で話し合いが始まりました。

「フィスクは極秘の場所で拘束され続ける」

彼には警察官殺しの容疑が掛けられていることや、危険人物であることからFBIやNY市警はフィスクを刑務所から出すことを猛反対。

ナディーム捜査官は「フィスクをクズだ」と罵った上で説得します。

「7年と1100万ドルかけて成果なし。しかしフィスクの情報でアルバニア人の組織をたった1日で潰せた。死傷者も銃撃戦もなし。押収した書類やデータで金の在り処も分かる。認めたくはないが、奴のおかげでこの街の危険が減った」

こうしてフィスクは、まんまと刑務所を出ることに成功するのです。

マットの狙い

マットは、夜になると黒い覆面と黒い服で街に向かっていました。

ヒーローでいるのか、それとも本当に自分のためだけに動いているのか……。

シーズン1で助けを求める人を救った際、近くに止めてあったクリーニング店のバンからかにかを感じ取ったのは、化学薬品ではなくハーブの香りのするクリーニング店を探し侵入していました。

クリーニング店の地下には、仕上がった洋服がかけられいましたが、その奥にはクリーニングとは無関係の機材や銃までもが隠されていたのです。

物音に気づいた店員らが3人がかりでマットに襲い掛かります。

未だ全回復していないマットは苦戦を強いられるも、何とか倒して拘束。

近くにあった電話から警察に通報したのです。

出所

フィッツの出所はすぐに実行され、複数の車に誘導され連行されていましたが、途中でアルバニア人の襲撃に遭ってしまいます。

車は横転、フィスクは手錠を掛けられ固定されているため逃げ出すどころか、身動きが出来ない状態。

多くの警官が重傷を負う状況のなか、たったひとりの男がその場にいたアルバニア人を一掃したのです。

アルバニア人が片付いた頃、フィスクが車のドアを蹴破り両手を挙げで出てきました。

男はフィスクに銃口を向け「囚人、そこを動くな」と威嚇。

この状況にも一切脅える様子を見せない男の目は、真っ直ぐにフィスクを捕らえていたのです。

『デアデビル』シーズン3第2話

フィスクは、自分が不利な状況にいてヴァネッサを助けたい一心で取引を申し出たという弱い立場の男を演じていました。

しかし、本当の狙いはまずは刑務所から出ることだったのです。

刑務所にいる限り、得られる情報には限りがある。そのためには、どんな形でもいいから外に出るのが目的。

ナディーム捜査官は、自分が有利な立場にいると思っていましたが、実は彼はうまく利用されているだけです。

フィスクが刑務所で刺されたのも、実はフィスクが囚人を雇っていただけ。

ナディーム捜査官は、フィスクの情報が欲しいがために彼の計画にまんまと乗せられるという、茶番に引っかかってしまったわけです。

情報を得るためにはフィスクの存在はナディール捜査官にとって必要不可欠。

守るためには刑務所において置けないと思ってしまったのです。

かつてから思っていたことですが、フィスクの喋り方は妙に説得感があるので、誰もが彼の言っていることは本当のことだと思い込んでしまいます。

その容姿から凶暴性は常に感じるものの、「ありがとう」など優しい言葉を発したり、感謝の言葉を述べたり、相手の味方になっているかのように話すので、騙される者も多いのです。

この回では、アルバニア人の情報を流したということで、外にいたアルバニア人から襲撃されましたが、これもフィスクの想定の範囲内だったのではないかと思います。

刑務所でも外でも命を狙われていると印象づけることで警備を強化させ、身の安全を確保した上で、情報収集に専念することができますし。

また、ヴァネッサの一件ではマットやフォギー、ペイジにも相当な恨みを持っているので、刑務所内では出来なかった、潰しが出来るというのも彼の計画には入っているはずです。

彼の計画は強かで、表情に出さない分わかりにくい部分もありますが、相当なやり手ですね。

・ヴァネッサを自分の近くに置くこと

・マットたちを叩き潰すこと

・再び街を牛耳ること

現時点では、フィスクの狙いはこのくらいしか見えてきませんが、彼のことです。

まだ何か大きなヤマがありそうな感じですね。

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