Marvel『デアデビル』シーズン3第5話解説 新たなヴィラン育成か!? 今後脅威となる男とは!?

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タクシーに乗ったまま海に落ちたマットは行方知れず。その間に、フィスクは新たな復讐のターゲットとしてカレンを容赦なく追い詰める一方で、ポインデクスター捜査官を引き入れ、計画を着々と進めていくのです。

『デアデビル』シーズン3

第5話「完全試合」

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海から引き上げられたタクシーの中にはマットの姿はありません。

フィスクは、マットの遺体が上がらなかったことを聞き不安を感じます。

刑務所内で戦っていた様子から、マットが単なる盲目の弁護士だとは思えなかったのです。

フィスクの弁護士は「遺体は海に流れたのかもしれない」とフィスクに言いますが、フィスクはマットを完全に潰すために、次の手段を考えたのでした。

それと同時に、世間からの非難を浴びていることを感じているフィスク。

彼は非難の矛先を自分以外に向けるために、新たな悪役を探し適任になる人物を見つけたのです。

フィスクの追い込み

容疑者マット

フィスクは、姿を消したままのマットに不安を感じていましたが、更に彼を追い込む行動を起こしました。

「資金を洗浄し、警察官や役人を買収、証拠を偽証させた世話役がいる」

「誰だ?」

「弁護士のマシュー・マードック」

フィスクはマットをFBIに売り、犯罪者に仕立てたのです。

この証言によりマットはFBIやNY市警から追われる身となってしまいました。

フィスクは暴力ではなく違う形でマットを追い詰めることに成功したのです。

カレンの罪

FBIは、フォギーやカレンのところにもやってきました。

マットが容疑者になったことを知ったカレンは捜査の手が伸びれば、自分がフィスクの側近・ウェスリーを殺したことがフィスクの耳に入るかもしれないと怯え始めたのです。

シーズン1でカレンはウェスリーに誘拐され、一瞬のフイをついてウェスリーを撃ち殺していました。

このことは、マットにもフォギーにも話していません。

過去のことになりつつありましたが、FBIはウェスリーの情報を調べることで、この事件が明るみに出る可能性もありました。

さすがにヤバさを感じたカレンは、フォギーに真実を打ち明けます。

フォギーは、カレンの弁護士になりますが、真実を聞いた時は頭を抱えていました。

シーズン1で終わったと思ったことが、ここでまた戻ってきました。

もしウェスリーを殺したのがカレンだとフィスクにバレると、彼女はとても危険な立場になってしまいます。

フィスクはウェスリーの死を知った時「ウェスリーは私の友人だった」と、怒りを抑え切れない様子でした。

カレンにとっては、殺人罪で捕まることよりも、フィスクに対する身の危険を感じるとになったのです。

新ヴィランはポインデクスターか!?

ポインデクスター捜査官

フィスクは世間の自分に対する批判の矛先を和らげるために、別の悪役を必要としていました。

彼の目に止まったのは、前回襲撃してきたアルバニア人全員を射殺したポインデクスター捜査官(通称デックス)だったのです。

ポインデクスター捜査官は、幼い頃に両親を亡くしたのをきっかけに、心を深い闇で覆ってしまいました。

その闇は広がり続け、当時教わっていた野球のコーチにボールを当て殺害してしまったのです。

その事件が原因で、セラピーを受けるようになったデックス。

デックスは境界性パーソナリティ障害と診断され、反社会性の傾向があると判断されました。

そこで出会った女性セラピーの指導のもと、デックスはそれ以降は道を踏み外さす生活を送れていました。

ところが、女性セラピーも歳を取り病気を患ってしまいます。

デックスは、死を目前にした女性に「僕を置いて勝手にひとりで亡くなるから罰を与えるために命を奪う」と。

彼の心の奥にある一面がのぞいてしまいました。

その後、デックスは自殺防止センターで働くようになり、ジュリーという女性と出会ったのです。

精神崩壊!?

ポインデクスター捜査官はジュリーのことを車で監視したり、同じジョギングコースを走ったりと、まるで監視するかのように常に彼女を見ていました。

自殺防止センターで一緒だったとはいえ、ポインデクスター捜査官は彼女と接点はなかったのです。

彼女に好意を抱いてはいたものの、それ以上に自分の精神状態を落ち着けるための人を必要としており、いつしかそれをジュリーに求めるようになっていました。

それを知ったフィスクは、自分のいるホテルのバーで彼女は働くように仕向け、ポインデクスター捜査官とジュリーと会うように仕掛けます。

そんなこととは知らないポインデクスター捜査官は、やっとの思いで彼女を食事に誘ったのです。

しかしその食事中、彼女が仕事をやめた時期やバレエの事を習っていたことなど、ジュリーが話していない事をうっかり口にしてしまい、彼女を怯えさせてしまいました。

ジュリーに振られたと感じたポインデクスター捜査官は、感情をコントロールできなくなり、家に帰って暴れたのです。

かつてのセラピーの忠告どおり、幼い頃のセラピーのテープを聞いて落ち着きを取り戻しましたが、彼の精神状態は壊れ始めていました。

新たな悪人に選ばれてしまったポインデクスター捜査官は、自分でも気づかぬうちにフィスクによって、心を壊され始めていたのでした。

『デアデビル』シーズン3第5話を見た感想

この時点でのマットはすでにボロボロで、それとは逆にどんどん権力を拡大していくフィスクがとても対照的でした。

フィスクは、FBIを使ってマットを追い詰めようとしますが、実はこれだけで終わらないのがフィスクのやり方です。

緻密に計算されつくした彼の計画は、抜け穴が見つかりません。

いつも先手を打ってくるので、違う線から責め叩くか、裏の裏を突く他に方法はないでしょう。

マットは、フォギーとカレンを守るために突き放しましたが、全てをひとりで解決していくのはとても難しいはずですし、彼らを傷付けることになってしまいました。

一方で、フィスクはポインデクスター捜査官をどのように使っていくのか。

かつてはウェスリーがフィスクの手足になって動いていましたが、ポインデクスター捜査官はウェスリーほど出来た人物ではないし、ここまで精神状態が壊れているとなると、殺しのための使い捨て?

どうせ危険な状況ならフォギーやカレンと一緒に戦った方が得策って言うこともありますよね。

それぞれが、できること、やるべきことをする。

それが一番の解決策のような気もしますが……。

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