Marvel『デアデビル』シーズン3第6話解説 フィスクに操られて誕生した”悪魔”

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FBIやNY市警に手配されてしまったマット。逃げ場がなくなった彼が頼ったのはかつての仲間でした。やっと3人が打倒フィスクに向けて動き出した時、彼らの前にヘルズキッチンの悪魔が現れました。フィスクのいう新しい敵とはなんと”デアデビル”だったのです。

デアデビル(出典:Amazon)

『デアデビル』シーズン3

第6話「闇に紛れて悪魔は笑う」

カレンは、ウェスリーのことを殺したのは自分だと、フィスクに知られることを怯え、ゆっくり眠ることもできませんでした。

ある日、何か物音が聞こえ、フィスクの手先が殺しにやってきたのかと恐る恐る音の方に近づくと、そこには死んだと思っていたマットの姿が……。

カレンは驚きと同時に、生きているのになぜ知らせてくれなかったのか、という怒りがこみ上げてきました。

しかしカレンは、その怒りを押し殺して冷静に話します。

「家賃を返してね」

マットも、自分のしたことに対して謝るそぶりは見せませんでした。

カレンが「私に何の用?」と聞くと、マットはアルバニア人から聞き出したジャスパー・エヴァンスの名前を伝え、フィスクの手先で今は自由の身になっていることを教えます。

そしてそのことを記事にして欲しいと言いますが、カレンはあっさり断ったのです。

一方で、フォスクは着々と準備を進めていました。

監視されているはずのホテルの部屋が、自分の自宅のようになっており、囚人服ではなく真っ白なスーツまで着用しています。

もはや囚人には見えません

それと同時にフィスクの新たな計画も準備も順調に進んでいたのでした。

戻り始めた3人の関係?

マットを許すカレンとフォギー

マットのことが許せずにいるカレンは、フォギーに相談しました。

フォギーも彼のことを許せない気持ちは分かると言いますが、それでも「マットを見捨てるのは酷だ。あいつは何度も見捨てられてきた。俺はしない。マットを許す。」と言うのです。

その言葉を聞いたカレンは、マットがいると言っていた教会へと足を運び、シスター・マギーと話をしました。

「あの子は見捨てられてきた。頑張って支え続けて欲しい」

シスターのその言葉から、カレンはマットの力になろうと決意し、ジャスパー・エヴァンスを探し出したのです。

自分の正体を知られたエヴァンスは、カレンに襲い掛かりますが、待っていたマットに助けられました。

「ここにエヴァンスがいるって知ってたなら何を待っていたの?…私?」

マットは、カレンがエヴァンスのところに来るのを待っていたようでした。

その理由は、カレンにフィスクの記事を書いてもらうためだったのです。

カレンは、マットがFBIに出頭するのを条件に、記事にすることを約束しました。

仲間を頼ったマット

マットは、これまでフォギーやカレンを遠ざけようとしていましたが、結局は彼らに頼るしかありませんでした。

フォギーはマットの弁護士となり、カレンはマットの無実を訴える記事を書くことに。

マットはまだ、昔の頃のようには戻っていませんが、今までの行動を見ると少し変わったと言えます。

FBIに出頭するのは「他の人の人生も絡んでいるから」とマットはシスターに説明するとシスターに「それって友達?」と聞かれます。

マットは何も答えませんでしたが、「友達がいると自分が弱くなると思っているあなたは愚か」と言われたのです。

追い詰められるポインデクスター捜査官

ポインデクスター捜査官(デックス)は、フィスクに追いつめられていきました。

ジュリーに突き放された時のことが忘れられず、セラピーのテープを聞いて自分を落ち着かせようとするものの、ジュリーの声が頭から離れません。

「俺のことを分かったつもりか?それは間違いだ。何も分かっていない」とフィスクに言いますが、動揺しているのは明らか。

フィスクは、そんなデックスに「偽りの自分を作り上げたんだ。そんな君は罰せられてしまう」と言うのです。

さらに、追い打ちをかけるようにFBIがデックスに関する内部調査を始めたことが新聞に掲載されてしまいます。

上司から休むように言われバッジも返上したデックスにとっては、裏切られたとしか思えなくない状況に。

緊張感が続く中、精神状態崩壊寸前となったデックスの心は、徐々にフィスクに支配され始めるのです。

フィスクの作り上げた悪魔

エヴァンスの証言があればマットを無罪にできると考えたフォギーは、マットをFBIのナディーム捜査官と会わせることに。

その頃、別の部屋ではカレンが上司とともにエヴァンスの証言を録画しようとしていました。

ナディーム捜査官を待っているマットは、叫び声を聞き異変を感じます。

すると突然停電。

フォギーは、マットの指示でカレンの元に向かう途中で、記者たちを次々と殺していくデアデビルを見たのです。

そして、デアデビルがフォギーに武器を投げた時、黒いマスクをつけたマットが救出します。

実はこのデアデビルはマットではなく、フィスクが作り上げた偽物のデアデビルだったのです。

人々にデアデビルは敵だと思わせるため、フィスクが用意した偽者。

それに利用されたのがデックスでした。

デックスは、フィスクから与えられたデアデビルのスーツを着用し、マットと激しい戦いを繰り広げますが、偽者にハサミで刺されてしまったのです。

偽者は、そのままカレンやフォギーのいる部屋に向かうと、エヴァンスを射殺。

自分に不利な証言をさせないよう、エヴァンスの口を封じたのです。

偽者は、駆けつけたFBI捜査官をも襲撃すると、そのまま姿をくらましました。

騒然とした現場を見たナディーム捜査官は、同僚に「何があった?一体誰が?」と聞かれると「デアデビルだ」と答えたのでした。

これがフィスクの狙いだったのです。

デアデビルは、味方ではなく本当の悪魔だと……。

『デアデビル』シーズン3第6話を見た感想

マット、フォギー、カレンが揃い、ここからフィスクとの戦いが始まるのかと思っていましたが、フィスクはかなり上手でした。

デアデビルを悪役にして、世間の批判の矛先を自分ではなくデアデビルに向けようとしていたのです。

敵ながらアッパレですが、デックスはそのために利用されただけの捨て駒でしかありません。

デックスの心にうまく入り込み、「恥じることなく、君を受け入れる」と言うフィスク。

裏切られて孤独を感じていたデックスにとっては、この言葉は決定打となったはずです。

その後、デックスはデアデビルとして現れ、フィスクの筋書き通りに進んでいて、FBIやヘルズキッチンの人々まで操ろうとしています。

しかし、フィスクの計画を見抜いたマットたち。

これで3人が結束してフィスクを叩き潰しにかかるはずです。

フィスクのおかげと言っては変ですが、3人が結束するきっかけを作ったのがフィスクなので、ここから巻き返しが始まるに違いありません。

シーズン3を観たファンの感想は?

『デアデビル』シーズン3を観た方の声を集めてみました。

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