海外ドラマ『ハンドメイズテイル 』シーズン2最終話解説 動き出した女たち!ジューンが下した結論とは!?

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ドラマ『ハンドメイズテイル 』シーズン2もいよいよ最終話を迎えました。逃亡から始まったジューンの物語は辛く過酷なものでしたが、愛する者、守る者が増えたジューンは強い女性になりました。そして最後……ジューンが下した結論は?予期せぬ展開で幕を閉じたドラマ『ハンドメイズテイル 』シーズン2最終話の解説します。

ドラマ『ハンドメイズテイル』シーズン2

第13話「言葉」あらすじ

イーデンの死が女たちを動かした!

イーデンの死後、オブフレッドや女中のリタは彼女の荷物を整理していました。

誰もが彼女の死を悲しむなか、フレッドだけは違っていたのです。

謝罪するイーデンの父親にフレッドは「彼女を受け入れたのは過ちだった。その代償が罪と裏切りだ」と言います。

それを聞いていたオブフレッド、セリーナ、リタは、偶然にもそれぞれ同じ考えを抱いていました。

それは子供を守るということ。

イーデンはまだ15歳。

特に彼女は一途で純真な心を持つ少女であったったことが、隠し持っていた聖書の書き込みでも分かりました。

その思いが、ついに女性達を突き動かしたのです。

ニコールを守るために、動き出したジューン。

そして、それを理解したセリーナやリタを初めとする多くのマルタたち。

彼女たちの協力の下、ジューンは最後に大きな決断を下したのです。

娘を守るために行動したセリーナ

オブフレッドはイーデンの荷物の中から、ギレアドでは女性が所持することも読むことも禁じられている聖書を見つけます。

聖書の隙間には、たくさん書き込みがされていました。

オブフレッドは、それをセリーナの元に持っていき、イーデンがどれだけ聖書を理解しようとしていたかを伝えます。

しかしギレアドでは、女性が本を読むことは禁止。

それがたとえ聖書であっても……。

セリーナは「他にも罪を隠していたのね」と言いますが、オブフレッドは

「イーデンは15歳だった。それでも神を理解しようとしていた。ここでどうやって子供を守るの?」

と、セリーナに詰め寄ったのでした。

このオブフレッドの訴えがきっかけとなり、セリーナは司令官の妻たちを同行し、司令官達が集まる集会場で「女の子も男の子と同じように聖書を読めるようにするべきだ」と、訴えたのです。

しかし、フレッドを始め司令官たちは皆、女たちの言うことなど相手にしていません。

鼻で笑う司令官たちの前で、セリーナはイーデンの聖書を開き読み始めめたのです。

このセリーナの行動に一緒にいた妻たちは驚き、部屋を出て関わりを拒否していく者もいたくらいでした。

それでもセリーナは戦ったのです。

ニコールのために……。

しかしセリーナの想いは、届くことはなかったのです。

彼女は罰せられ、左手の小指を失ってしまいます。

覚悟を決めたリタ

イーデンの死に1番心を痛めていたのは、女中のリタかもしれません。

彼女に優しくしなかったことを、後悔してしました。

その思いが彼女を突き動かします。

ニコールをあやしている時に、部屋にオブフレッドとニックが入ってきました。

彼らを2人にし、ニコールを抱かせてあげたのです。

ニックは、自分の子供でありながら一度もその手に抱いたことはありません。

オブフレッドは、ニックにニコールを抱かせ、その横にそっと寄り添います。

「あなたの娘よ。ホリー……」

娘の本当の名はホリー、オブフレッドが自分の亡母の名を付けました。

ジューンニックホリー。彼らこそが本当の家族。

その姿を見たリタは、仲間のマルタたちの協力を得て、オブフレッドとニコールを逃がそうと決めたのです。

エミリーの戦い

ローレンス司令官との初めての儀式の日。

エミリーはナイフを持って儀式にのぞみます。

しかし、ローレンス司令官はエミリーとは儀式をしないと言うのです。

エミリーはなぜ司令官は儀式を行わないのか、後々何をされるのか不安に感じていました。

そして翌日、リディアがエミリーの元にやってきます。

リディアは「司令官は満足されたそうです。」エミリーに伝えましたが、彼女は何も返事をしません。

エミリーは、不機嫌そうに「舌でもなくした?」と部屋を出ていくリディアの背中を、持っていたナイフで刺したのです。

さらに、倒れたリディアを階段から蹴り落とし、暴行を加えます。

マルタが慌ててが止めに入りますが、リディアは大量の血を流し動けなくなっていました。

ジューンの決断

リタのおかげでフレッドの家から逃げるチャンスを得られたオブフレッドは、急いで準備して出て行こうとしました。

ニックはオブフレッドを見て頷き、無言で彼女を送り出します。

オブフレッドが家を出ようとした時、温室にいたセリーナが気がつき「何をしているの。」と寄ってきます。

「やめて私の子よ。返して」

「セリーナ聞いて。お願い。この子を逃がす。この国から脱出させる。ここでは育てられない、育ててはダメなの。分かるでしょ?あなたはこの子を愛してる。見てれば分かるもの。だから行かせてやって」

その思いがセリーナに伝わり、泣きながらニコールをオブフレッドに託しました。

オブフレッドは、何人ものマルタに助けられながら最後の合流地点までたどり着きます。

草むらに隠れながら迎えの車を待っているとき、ハンナの写真を見ながら大切な娘のことを思い出していました。

「いつか会える」とニコールに向かって話しかけていると車が1台到着し、ライトで知らせてきたのです。

なんと、そこにはエミリーがいました。

ローレンス司令官はリディアに暴行を働いたエミリーを逃がしてくれたのです。

エミリーは何が起こっているのか分からないままジューンと再会。

ジューンはエミリーに「ギレアドから逃げるのよ」と言い、抱きしめました。

ジューン達を逃がしてくれる車がやってくると、エミリーは車に乗り込みますが、ジューンはゆっくりと車に近づき、ノコールをエミリーに渡したのです。

「彼女の名前はニコール。愛していると伝えて」と言うと、車に乗らずにドアを閉めてしまいます。

ジューンはギレアドに残ることを選んだのです。

彼女はフードをかぶり新たな決意を誓ったのでした。

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『ハンドメイズ テイル』シーズン2の感想

シーズン2は13話でしたが、長くもあり短くも感じたシーズンでした。

逃亡から始まり、色々とありすぎて最初の頃が懐かしくもあります。

多くの事を経験したジューン(オブフレッド)はさらに強くなりました。

1番ジューンを強くしたのは、ニコールを産んだという事だと思います。(母は強しといいますからね)

エミリーに子供を預けた時、ホリーという名前ではなくニコールといったジューン。

セリーナの気持ちを汲み取ってあげたのには目がうるっとしました。

一度はハンナを忘れて逃げようとしていたものの、最後にはやはり愛するハンナを選んだジューン。

彼女に会ったことが大きなきっかけとなったはずです。

ジューンが逃げなかったのは、ハンナを助け出すためでしょう。

だから最後の彼女の顔には凄みがありました。

守るものを助けるために戦う顔

シーズン1、シーズン2とギレアドの残虐さや、理不尽な世界観が浮き彫りにされてきました。

シーズン3ではきっとハンナを助け出す物語になっていくと思いますが、今回はニコールのことでセリーナやマルタを味方につけたジューンは更に強くなっていると思います。

ニックの裏切りと別の顔もウォーターフォード司令官に知れたことですし、エミリーの一件からローレンス司令官も今のギレアドの体性に不満を感じているかもしれません。

そういった意味でも、シ-ズン2はまさに物語の中心という形で幕を閉じました。

少しずつ崩れ始めたギレアド。知らないのはバカな司令官ばかり、と言うことになりそうですね。

押さえつけられれば人はいつか反発するものです。

彼女、彼らたちが我慢を繰り返した反動、そして怒りの矛先がどのような形でギレアドに向けられるのか、シーズン3が配信される2019年を楽しみに待ちましょう。

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