映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』1977年公開の”失われた名作”が完全版で日本上陸!

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Yoko Niki

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映画や海外ドラマが大好きです。面白く感動する映画・ドラマについて書いていますので、ぜひ見たい作品の参考にしてください
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2018年11月24日公開の映画『恐怖の報酬』は、1977年6月に公開された同名映画の完全オリジナル版。1977年当時のアメリカでは同時期に公開された『スター・ウォーズ』の影響を受け、正当な評価を受けられないまま興行的に失敗。日本では30分もカットされた内容でしか公開されませんでした。その『恐怖の報酬』が今回、完全オリジナル版として日本に上陸!”幻の名作”がここに甦ります!

映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』

映画『恐怖の報酬』の作品情報

【公開】

2018年11月24日(土)

【監督】

ウィリアム・フリードキン

【キャスト】

ロイ・シャイダー、ブルーノ・クレメル、フランシスコ・ラバル、アミドウ他

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映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』あらすじ

南米の小さな国ポルヴェニール。

ジャングルに囲まれたこの小さな国には犯罪者や、逃亡者など現実世界から逃げなけれないけない人達がたくさん集まっていました。

そんな小さな国にメキシコ、フランス、イスラエル、アメリカから4人の男が国を追われて逃げて来ます。

そんなある日、ポルヴェニールから300キロ離れた油田で火災が起こりました。

この火災を消火するには、ニトログリセリンを使うしか方法はありません。

しかし、ニトログリセリンを火災現場まで運ぶ間に、大爆発が起きる可能性もありました。

そこで油田会社は、消火活動を送ってくれる人物を募集します。

選ばれたのは、祖国から逃げて来たあの4人の男たちでした。

4人は多額の報酬をもらう代わりに、この危険な仕事を引き受け、ニトログリセリンをトラックに積み、現場へと向かいます。

しかし、そこでは想像以上の壮絶な状況が、4人の男たちを待ち受けていたのです。

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40年ぶりに日本で公開!その理由とは!?

『恐怖の報酬』は1977年6月24日にアメリカで公開されました。

監督は『エクソシスト』で世界的なカルトブームを作ったウィリアム・フリードキン。

誰もが監督の新作に期待を寄せていましたし、監督自身も全てをかけて『恐怖の報酬』を製作しました。

しかしながら、『恐怖の報酬』が公開されるとその批評は賛否両論が起こり、評価的に分かれてしまった作品となります。

さらに1977年に公開された『スターウォーズ』が、アメリカで大ヒットしていたこともあり、その影響を受け『恐怖の報酬』は興行的に落ち込み”興行的に失敗”した作品とみなされてしまったのです。

アメリカでの”失敗”の余波は日本にも現れ、内容を30分カットし92分の映画として1978年3月25日に公開されました。

内容を30分もカットするとなると、物語は大きく変わってしまいます。

更に、オープニングもエンディングも、全く違うものとして公開されてしまったのです。

月日が経つに連れ、ファンの間ではオリジナル版が見たいという声が上がり始めます。

しかし、オリジナル版はアメリカ以外ではDVDになってなかったため、日本人が『恐怖の報酬』のオリジナル版を見ることは出来なかったのです。

ところが、2013年に動きを見せます。

監督のウィリアム・フリードキン自身が『恐怖の報酬 オリジナル完全版』としてリマスター化し、2014年にロサンゼルスを皮切りに世界的に公開されはじめました。

2016年にはカンヌ国際映画祭で上映され、再評価される作品となったのです。

その映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』が、40年の年月を経て日本にも上陸することになり、短縮版の『恐怖の報酬』しか見たことなかった多くのファンも、やっと121分の『恐怖の報酬 オリジナル完全版』を見ることができるようになるのです。

再評価され現代に蘇った『恐怖の報酬』

新たに『恐怖の報酬 オリジナル完全版』として蘇った映画『恐怖の報酬』。

再上映開始後は、各地で絶賛される映画となること間違いなく、スティーブン・キング自身も「人生で最も好きな作品」とコメントを寄せていました。

また、鬼才クエンティン・タランティーノ監督は、好きな映画12本のうちの1本に『恐怖の報酬 オリジナル完全版』を選んでいます。

1977年当時はあまり評価されなかった作品が、40年近く立って大絶賛を受ける作品になったのです。

40年前には理解しがたい映画だったのかもしれません。

当時の時代の波より、少し早く作られすぎた映画だったのでしょう。

公開から40年経過し、時代がこの作品に追いついたといっても過言ではありません。

『恐怖の報酬』の中で報酬をもらい、消火しに現場に向かった4人の男を演じた俳優たちは、この朗報を聞くことなく世を去ってしまいました。

まさか40年経って、世界的に再評価されているなど考えてもなかったでしょう。

公開当時に短縮版しか見れなかった人も、公開当時生まれてなかった人も、様々な年代の人が『恐怖の報酬 オリジナル完全版』を見てこの映画の素晴らしさに気づくことでしょう。

映画ファンであれば、絶対に一度は見ておきたい作品『恐怖の報酬 オリジナル完全版』。

天才ウィリアム・フリードキン監督の残虐な世界を、劇場でぜひ思う存分味わっていただければと思います。



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