映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』 思わず声が漏れる緊張感と時代を超える面白さ!

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1977年に短縮版として2018年11月24日に公開された映画『恐怖の報酬』。41年という月日が経過した今回、オリジナル完全版として日本公開されました。とても41年前の作品とは思えないほど、そして思わず声が漏れてしまうほど伝わってくる恐怖感。そこにはCGではなく本当の爆弾を使った爆破など凄まじい世界が待っていたのです。そんな映画『恐怖の報酬』を実際に観た感想やストーリーをご紹介します。

映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』

犯罪を犯した男たち

結末を知りたくない方は見どころや簡単なあらすじを下のリンクからご覧頂けます。

映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』1977年公開の”失われた名作”が完全版で日本上陸!
2018年11月24日公開の映画『恐怖の報酬』は、1977年6月に公開された同名映画の完全オリジナル版。1977年当時の...

世界各国で犯罪を犯した4人の男たちが逃亡先に選んだのは、南米にあるポルヴェニールという小さな国でした。

この国では石油の掘削が行われており、住民の生活は掘削作業の労働で成り立っています。

ある日の掘削作業中に、油田で爆発事故が起こり、爆発が大きかったため火はなかなか鎮火しません。

石油会社はニトログリセリンの爆風を利用して鎮火させようと、火災現場までニトログリセリンを運ぶ運転手を4人募集しました。

その4人に選ばれたのが、この国に逃げて来た犯罪者たちだったのです。

ドミンゲス

ドミンゲスは、アメリカのアイリッシュマフィアの一員。

3人の仲間と教会を襲って金を奪い、さらに神父を撃って逃げますが、その途中で事故にあってしまいます。

仲間2人は死んでしまい1人は重傷を負っています。

動けた彼は、1人事故現場から逃走。

しかし、彼らが撃った神父の兄というのはギャングのボスの弟でした。

ギャングから命を狙われることになったドミンゲスは、アメリカからポルヴェニールへと逃亡したのです。

セラーノ

セラーノはフランスの投資家。

ある日、担保を偽装していたことがバレてしまい不正取引を追求されます。

24時間以内に返金すれば、無かったことにすると言われお金を工面しようとしました。

しかし、義理の父親に借金をお願いするも断られ、さらに一緒に不正取引を行った義理の弟が自殺してしまったのです。

金が用意できなかったセラーノは、フランスから逃亡したのでした。

マルティネス

マルティネスはアラブ系のテロリスト。

イスラエルの銀行を爆破し、仲間と一緒にアジトに戻って逃亡しようとしていた矢先、アジトに警官がやって来て仲間2人は射殺され、1人は捕まってしまいます。

警察の追手から逃げるため彼は、イスラエルから逃亡したのです。

ニーロ

ニーロはナチスの残党を殺している殺し屋。

メキシコでナチスの残党を殺した彼は、その追手から逃げるためにポルヴェニールへやってきました。

火災現場に向かうまでの恐怖感

4人は、トラック2台にニトログリセリンを積み、二手に別れて出発しました。

ニトログリセリンを運ぶだけでも恐怖ですが、油田までの間にはジャングルや橋など様々な恐怖が待ち受けています。

しかし報酬は1万ドル。

彼らはその高額な報酬を手にするため、様々な恐怖と闘うのです。

狭い崖道

最初にドミンゲスとニーロの2人が出発しました。

その15分後、セラーノとマルティネスが乗るトラックが続きます。

隣がすぐ崖の細い道、しかも木で出来ている道を通り抜けるトラック。

ところが、最初に出発したドミンゲスのトラックは無事通り抜けたものの、セラーノ達が乗る2代目のトラックが通過する時はすでに木が壊れかけていました。

それでも、セラーノとマルティネスはどうしてもここを通過しなければなりません。

セラーノが誘導しながら渡りますが、木が割れタイヤがはまってしまいトラックは大きく揺れてしまいます。

思わず恐怖で目を閉じる運転席のマルティネス。

そして何度もアクセルを踏み、木の穴から無事に抜け出しました。

壊れかけの吊橋

次に彼らの前に現れたのが壊れかけの吊橋です。

しかもジャングルの中は大雨が降り出し、嵐のようになっていました。

ニーロは恐怖のあまり逃げ出しそうになりますが、ドミンゲスに殴られ、仕方なくトラックを誘導し始めます。

吊り橋は大きく揺れて今にも車が落ちてしまいそうな状況でした。

2台目のセラーノ達の時も、吊り橋は大きく揺れ動きます。

さらに嵐で流れて来た木の枝が車に覆いかぶさってきたのです。

ウィンチを使いワイヤーで車を引っ張るものの、吊り橋の紐が今にも切れそうな状況でした。

大きな倒木

吊り橋を渡ったと思った彼らの前に次の恐怖が訪れます。

嵐で倒れた大きな倒木。

動かすことができず、ここで終わりかと嘆きますが、マルティネスがニトログリセリンを使って倒木を爆発させようと思いつきました。

テロで爆弾を扱ったマルティネスが、緻密な計画のもとで木に爆弾を仕掛けます。

無事にニトログリセリンを爆発させ、木は木っ端微塵に飛び散りました。

これを機に、マルティネスとセリーノの間に友情が芽生え始めます。

ジャングルを抜け安心しかけたその時、2人の乗っていたトラックのタイヤがパンクし、バランスを崩し崖から転落。

トラックは爆発し、マルティネスとセリーノはあっけなく死んでしまったのです。

地元の盗賊

マルティネスとセラーノのトラックの爆発に驚きながらも、ドミンゲスはその横をゆっくりトラックを走らせます。

その時、地元の盗賊がトラックを奪いに現れました。

ニーロが銃で相手を射殺するも、彼も撃たれてしまいます。

ドミンゲスはそのまま先に進みますが、途中でニーロは死んでしまったのです。

さらにトラックもガソリンが無くなり、動かなる事態に……。

しかし、どうしても金を手にしたいドミンゲスは、歩いてニトログリセリンを火災現場まで運んだのでした。

映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』を観た感想

4人がニトログリセリンを運び始めてからは、ずっと手に汗握る展開が続きます。

1つクリアしても次から次へと、恐怖が襲ってきて思わず声が出てしまうシーンが何度もありましたが、逆に怖すぎて笑うしかないようなシーンもありました。

恐怖を抜けやっと落ち着いたかなと思ったときの、まさかもパンクからの爆発。

予想していなかっただけに、「えっ!?ここで死んじゃうの?」という驚きしかありませんでした。

タイトルそのままに、恐怖と背中合わせの映画『恐怖の報酬』。

恐怖というのに流行りがあるわけではなく怖いものは怖いですよね。

41年ぶりに公開されたオリジナル完全版。

待ちに待ったファンの感想です。

圧巻の物語にみなさん恐怖を感じた2時間だったようです。

どんどん面白くなっていくストーリー展開に飽きることなく、あっという間にラストになってしまいます。

ぜひ41年ぶりに公開された映画『恐怖の報酬 オリジナル完全版』。

その恐怖をぜひ劇場で感じてみてください。

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