36歳の誕生日、3人の男女はそれぞれ悩みを抱えながら誕生日を過ごしています。また別の場所では出産を迎える1組の夫婦がいました。その日は旦那さんの誕生日でもありました。別々の場所で別々に展開する物語は実は1つの物語につながっていくのです。毎回サプライズと号泣が用意されているドラマ『THIS IS US 36歳、これから』シーズン1解説と感想です。
『THIS IS US 36歳、これから』シーズン1
シーズン1に登場する主要キャラクター
ジャック・ピアソン役/マイロ・ヴィンティミリア
ジャック・ピアソンは、自分の誕生日の日に3つ子の父親となりました。
子育てを放棄しそうになり、お酒に逃げたこともありましたが、家族のことをとても愛しています。
ジャック役を演じたのはマイロ・ヴィンティミリア。
ドラマ『HEROES/ヒーローズ』(2005年)の主要キャラクター・ピーター役を演じて注目され、現在は俳優業だけではなく、プロデューサとしても活躍しています。
レベッカ・ピアソン役/マンディ・ムーア
レベッカはジャックの妻で、初めての出産で不安になりながらも3つ子を出産。
しかし、ひとりは出産直後に亡くなってしまいました。
消防署前に捨てられていた赤ん坊の話を聞き、その子を養子に迎え、苦労しながらも3つ子を育てています。
レベッカ役を演じているのは、アニメ映画『塔の上のラプンツェル』で、ラプンツェルの声を演じたマンディ・ムーア。
マンディー・ムーアは、もともと歌手として活躍していることもあり、劇中でも見事な歌声を披露しています。
本作では老けメイクを施し、歳をとったレベッカを彼女自身が演じていることでも話題になりました。
ケヴィン・ピアソン役/ジャスティン・ハートリー
ケヴィンは3つ子の長男で、俳優としてコメディドラマに出演していますが、本当に自分がやりたいことなのか疑問を感じています。
モテモテのイケメンで、妹思いの優しい兄。
ケヴィン役を演じているのはジャスティン・ハートリー。
『ヤング・スーパーマン』でグリーン・アロー役を演じて注目を集めました。
ランダル・ピアソン役/スターリング・K・ブラウン
ランダルは、3つ子の次男で、消防署で捨てられていた赤ん坊です。
ジャックとレベッカから愛されて育ちますが、36歳の誕生日に自分の本当の父親を見つけます。
自分を捨てたことへの文句を言うはずだった父親は重い病気で余命わずか。
その父親を自分の家に引き取り、一緒に暮らし始めました。
ランダル役を演じたのは『アメリカン・クライム・ストーリー/O.J.シンプソン事件』(2016年)のクリストファー役でブレイクしたスターリング・K・ブラウン。
このドラマでランダル役を演じ、エミー賞とゴールデングローブ賞の両方で、主演男優賞を受賞しました。
ケイト・ピアソン役/クリッシー・メッツ
ケイトは3つ子の末っ子で、小さい頃から太り始め、36歳になったいまもダイエットに苦しんでいます。
自分に自信がないケイトは、コミュニティーでトビーと出会い少しずつ自分に自信を持ち始めました。
ケイト役を演じたのは、『アメリカン・ホラー・ストーリー:怪奇劇場』(2014年)でバーバラ役を演じたクリッシー・メッツ。
クリッシーは、本作でケイト役を演じゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされました。
3つ子の誕生
ジャックとレベッカは、不安になりながらも初めての出産を待ち望んでいましたが、ジャック36歳の誕生日にレベッカが産気づきました。
妊娠初期から3つ子と知らされており、出産が大変なことはわかってはいたものの、2人目の子を産んだ直後、レベッカの様子がおかしくなってしまいます。
担当のカタウスキー先生が適切な処置を行い、レベッカは一命をとりとめますが、3人目の子供は亡くなってしまったのです。
ジャックは、その事実を受け止め立ち直ろうとしますが、レベッカはショックを隠し切れませんでした。
カタウスキー先生はジャックに「レベッカが現実を受け入れるには少し時間がかかる」と、彼を諭します。
ジャックが生まればかりの我が子を見にいくと、あとから来た男性に、どの子が生まれたのかと聞かれ、2人の子供を指差しました。
すると、ジャックもその男性にどれがお宅の子かと聞き返すと、その男性は、消防署の前に捨てられていた赤ちゃんを連れてきたと、黒人の赤ちゃんの指差しました。
ジャックは、我が子の横で力強く泣いている黒人の赤ちゃんを見て、あることを決意したのです。
数日後、レベッカは無事退院してジャックと赤ちゃん達と一緒に家に帰ります。
しかしそこには、白人の赤ちゃん2人ともうひとり、黒人の赤ちゃんがいたのです。
仕事に悩むケヴィン
36歳になったケヴィンは、俳優として有名になっていました。
しかし、彼が出演しているのはコメディドラマ「シッターマン」というドラマで、ケヴィンがやりたい役とは程遠いものだったのです。
いつしか、自分の仕事に不満を抱えていたケヴィンは、とうとう撮影中にスタッフや観客にまで怒鳴り散らし、辞めるとスタジオから出て行ってしまったのです。
スタジオには観客もいて、ケヴィンが切れた動画はユーチューブに流され広まってしまいました。
1度は会社に謝ろうと思ったケヴィンですが、”自分のやりたいことをやる”と、ニューヨークに渡り舞台俳優を目指したのです。
父親を探すランダル
36歳になったランダルは、仕事で成功し妻と2人の娘と裕福な暮らしをしていました。
自分を育ててくれた父親と母親には感謝していましたが、自分も親になったこともあり、本当の父親を探すことに……。
そしてついに36歳の誕生日に、”自分を捨てた本当の父”を見つけ出しました。
ランダルは、捨てられたけど立派に育ったと、文句をいうつもりで、本当の父親に会いに行くも、父親はガンを患っており、余命が短いことを知ってしまいます。
ランダルは、そんな父親を放ってはおけず自分の家に連れて帰り、一緒に暮らすことにしたのです。
ダイエットに苦しむケイト
ケイトは、子供の頃から太っているのが原因で、いじめられていました。
レベッカもケイトのことを心配して、必要以上に食べ物に関しては厳しく躾をしていたのです。
しかし、ケイトは36歳になった今でも太っていて、毎日ダイエットに励んでいますが、なかなか結果が出ずに自暴自棄になっていました。
ある日、ケイトが参加するダイエットのグループで、ケイトはトビーという男性に出会います。
当初のケイトは、トビーのしつこさを嫌っていましたが、彼の明るさと優しさに触れ、少しずつ自分に自信を取り戻していったのです。
ドラマ『THIS IS US 36歳、これから』シーズン1の見どころと感想
『THIS IS US 36歳、これから』の見どころは、驚きのサプライズや感動シーンが毎回用意されているということ。
特にサプライズシーンというのは、第1話から用意されていました。
全く関係ない5人の36歳の人間の物語かと思えば、実は5人は家族がったということがラストシーンで分かります。
しかも、ジャックとレベッカは3つ子の両親で、その3つ子がケヴィン、ランダル、ケイトだったという驚きの展開。
それ以降も、ジャックの死やレベッカの再婚などサプライズは尽きません。
そして、サプライズとともに毎回あるのが感動シーンです。
家族の温かさや絆、それぞれの苦労や悩みなど、共感されられる場面がとても多いのが魅力で、ファンを惹きつけてやまない理由のひとつとなっています。
誰にでも起こりうる、等身大の日常生活を描いたドラマなので、境遇が似たキャラクターに自分を投影し、彼らの気持ちになって見ることが出来ます。
また、シーズン1で残された最大の秘密は父ジャックの死ですが、彼の死因はどうやらシーズン2で明かされるようです。
自分もピアソン一家の一員という気持ちになってしまうくらい、どっぷりハマってしまうドラマ『THIS IS US 36歳、これから』。
シーズン2を待ち望む声が多いのもうなずけます。
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